日本政府は8月16日、海外からの入国者数の上限を2000人から3500人に引き上げた。日本政府は、国内での県境を越えた移動など人流の削減を求める締め付けを強化する一方、海外から入国に関する水際対策を緩和したこととなる。その背景には何があるのか。アフガニスタンのカブール陥落とバイデン政権の外交戦略とともに紐解いていく。