7月27日、韓国と北朝鮮は、切断されていた「南北通信連絡線」を回復させた。坂穆融和のためには大きな動きと言えるが、実は北朝鮮が連絡線復元を飲んだ裏には、米国軍と韓国軍が原則的に毎年開催している「米韓合同軍事演習」を中止させようとの魂胆があった。そして韓国は、北の意を汲むかのように、8月16日から開始予定の米韓合同演習の規模を、出来る限り縮小して実施する方向で調整しているのだという。