2021年4月9日、北朝鮮は第6回労働党細胞書記大会で、「殿堂の細胞書記らは、苦難の行軍を実施することを決心した」と公表した.。苦難の行軍は金日成主席の死去後、1994~1999年に北朝鮮を襲った食糧難を指す。旧ソ連が崩壊し、旧共産圏からの支援が受けられなくなった直後に起きた悲劇だ。北朝鮮国民にとって、苦難の行軍は金王朝3代から強要されるスローガンで、そのたびに人々は「また死ななければならないのか」と悲嘆に暮れる。