テクノロジーが進歩し、オンラインとオフラインの境界が溶け合う時代。データサイエンスに長けた人材育成が急務であることは間違いないだろう。そして、それは特定の専門分野だけに言えることではない。これからのデータサイエンス人材には、各専門分野の知見を掛け合わせつつ問題解決を行ったり、新たな価値を生み出したりすることが求められる。 こうした背景がある中、早稲田大学が取り組むのは、全学に開かれた独自の「データ科学認定制度」だ。特定の学部・学科に限定することなく、全ての学生がデータ科学に関する学びを得られるようにすることで、各人が自分の学部・学科の学びとデータサイエンスとを結び付ける力を養えるようにすること