救急現場や病院への搬送時に救急救命処置を下す救急救命士。わずかな時間にどのような処置を行うか、ひとつの判断が生死に関わるといっても過言ではない。 国士舘大学大学院では、こういった領域を専門にする「救急システム研究科」を有する。国士舘大学 防災・救急救助総合研究所の植田広樹教授(博士)も、この研究科で救急救命学を研究する一人だ。 植田氏は、高校を卒業後、約20年にわたり消防職員として働いた。もちろん、救急救命にも携わった。その後、現場を離れて救急救命士の育成に携わろうと、大学院で学び直したという。そして現在、この領域を研究しながら、救急救命の教育者や、救急救命士の国家資格取得を目指す学生を指導し
消防から学問に転身した人の「現場学」とは
命を救う救急救命士を育てるために、私だから教えられること
2021.8.6(金)
JBpress
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