不正請託禁止法は2015年3月に公布され、翌2016年9月28日に施行された。国民権益委員会の金英蘭(キム・ヨンラン)前委員長が公職に就く人間の規律を確立するために起案し、制定させたことから別名「金英蘭法」と呼ばれる。法律制定前、韓国では公職者の不正と民間との癒着、過度な接待が問題になっていた。特に贈賄・収賄が問題視されていたのは法曹界だ。