6月11日に行われた、韓国の野党第一党「国民の力」の代表選挙で、実業家の李俊錫前最高委員が当選した。有力政党の代表としては史上最年少の36歳である。李氏は、国会議員に3度立候補したがいずれも落選している。つまり国会議員の経験がない代表の誕生となった。李代表の選出は古い体質として人気の上がらなかった「国民の力」のイメージを大いに変えることになった。文在寅大統領と与党「共に民主党」にとって大きな脅威となりつつある。