ハマスを支援するイランを見ると、最高指導者のハメネイ師は米国との核交渉に復帰することを決めている。核軍縮の見返りとして米国からの資金提供も想定されており、これがハマスに回る可能性も噂され始めた。つまり、米国はかつてのような世界への影響力を喪失しているだけでなく、パレスチナ側、とりわけハマスに有利な動きをしているということだ。結果的に、仲介者としての中立性も信頼も失いつつある。