5月24日は、41年前にモスクワオリンピックのボイコットが決まった日だ。1979年12月にソ連がアフガニスタンに侵攻。これに抗議した米国が翌80年7月のモスクワオリンピックのボイコットを表明し、西側諸国にも呼びかけた。日本政府はこれに従う方針を示したことから、この日にJOC(日本オリンピック委員会)の臨時総会が開かれ、挙手による決議の結果、不参加29、参加13でモスクワ大会の不参加が決まった。モスクワ大会開会まで、2カ月を切ったところでの決定だった。