本年1月、埼玉県戸田市議選に立候補した異色候補「スーパークレイジー君(本名・西本誠)」が当選を果たし、大きな話題を呼んだ。そのスーパークレイジー君議員について、戸田市選挙管理委員会は「居住実態なし」として当選無効の決定を下し、世間を驚かせた。このように、「住居実態なし」として当選が無効とされる地方議員は実は珍しくない。なぜ立候補の要件を満たしていないにもかかわらず選挙に出馬してしまう人が後を絶たないのだろうか。