5月10日、文在寅大統領は就任4周年を迎えた。文大統領は同日、青瓦台で特別演説を行い、国民経済、新型コロナ、南北関係について語った。ただし日韓関係に関する言及はなかった。客観的に見れば、文在寅政権のこの4年間は国内の分断を広げ、北朝鮮外交でも失敗を繰り返してきたが、その反省は一向にない。この日の特別演説も、就任式の演説同様、実現性のない美辞麗句を並べたものであったと断じざるを得ない。