中世、江戸時代の男性同士の関係を指す「男色」や「衆道」。今日でいう「同性愛」、つまり対等な同性同士の恋愛ではなく、年長の男性が年少の男子を愛玩する肉体の関係だった。小説やゲームなどでも描かれることの多い武田信玄と高坂昌信について、話題の書籍『謙信越山』の著者、乃至政彦氏が真相に迫る。