中国の王毅国務委員兼外相の「気になる中東外交」が止まらない――。3月22日、23日と広西チワン族自治区の桂林で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と、事実上の「中ロ準同盟」を宣言。大国ロシアを味方に引きつけたことで、24日から30日まで、サウジアラビア、トルコ、イラン、UAE、バーレーン、オマーンと6カ国を歴訪する「中東外交」を、精力的にこなしている。これは明らかに、「アメリカに対抗する旅」である。
中国が中東諸国を次々籠絡、対米共闘グループ拡大中
東アジア「深層取材ノート」(第81回)
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