日本列島で最も人口の多い島、本州の北部の太平洋岸が津波で破壊されてから10年になる。この地域では記録が残る限り最も大きかった海底地震と、それが引き起こした津波によって、2万人近い人が命を落とし、10万棟を超える家屋が破壊され、数千万人の生活が大混乱に陥った。直接的な経済的コストは2000億ドルを超えると推計され、世界がそれまでに経験したどの自然災害よりも大きかった。