日本には、誰もが正しい情報を手にする公共空間がない。「正しい情報」とは、発信者の認識によって異なるが、保守であれ、リベラルであれ、また異なる立場であれ、道理として正しいものを指す。欧米メディアと日本のメディアの違いを挙げるとすれば、この点がその一つであることに間違いない。与党の政治家も、これを報道したメディアも、整理された(≒理屈を詰めて考えて事実確認もした)知識で物を言っていないのである。
聖火ランを忖度した中途半端な2週間延長が映すこと
東日本大震災から10年たっても変わらない偏った政府の情報発信
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