いまや「政界の悪役」といえば、自民党幹事長の二階俊博だろう。2月17日に82歳を迎えたベテラン政治家は、東京五輪組織委員会会長を辞任した元首相の森喜朗に負けず劣らず失言が多く、メディアに叩かれやすいキャラクターの持主だ。本会議で「黙って聞け!」と野党をにらみつけるのは恒例行事と化しており、首相の菅義偉も二階には逆らえないと言われている。まるで裏社会の親分、首領のような存在だ。二階は一体どのようにして政界最高実力者になったのだろうか。
極小派閥の代表から幹事長へ、二階氏ののし上がり方
二階俊博「知られざる政界の首領への道」<前編>
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