かつてお笑い芸人の「闇営業」が問題になった。所属事務所に内緒でパーティに出席した芸人が、ギャラを貰っていた。それだけならよかったが、後にパーティの主催者が反社会勢力であると判明し、社会問題化した。芸人は彼らが「反社」だとは知らなかったと主張したが、世間は厳しく糾弾した。今や反社や半グレと関わることは著名人にとって大きなリスクだ。しかし、反社や半グレが一般社会に溶け込んで存在している以上、同じことは誰にでも起こりうる。つまり、反社や半グレを「排除」するだけでは問題は解決しないのだ。