テレワーク推進は成長戦略に位置付けられているが、生産性上昇率の加速が前提だ。テレワーク推進が人との交流機会の減少や少子化を通じて長期的な成長を阻害する側面もある点に注意する必要がある。中長期的にみて、少子化を背景に外国人材の需要が一段と高まろうが、世界的にも少子高齢化が進展し、人材確保が難しくなる。人手不足は一段と深刻化するだろう。