映画「JSA」や「愛の不時着」では、板門店にある共同警備区域(JSA)において韓国と北朝鮮の軍人が交流する姿が描かれるが、これは創作に過ぎない。南北の非武装地帯(DMZ)と隣接しているJSAで、韓国人と北朝鮮人が交流することはない。軍隊を経験した人たちにも、JSAとDMZの実態はほとんど知られてないない。北朝鮮と対峙する特殊性から勤務する人が限られるからだ。