2月1日の軍によるクーデターから3週間以上が経過し、軍による統制強化と国民による「反クーデター」運動の拡大で混迷の度をさらに深めているミャンマー。その情勢打開に向けて国際社会が動き始めている。ミャンマーなど10カ国が加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)では、大国インドネシアが旗振り役となって「ASEAN流の調停」で事態収拾に乗り出しているのだ。