ミャンマーの軍事クーデターから3週間が過ぎた。抗議デモは国内各地で連日続く。そこへ治安部隊が発砲して、死亡者も出ている。同国の事実上のトップであるアウン・サン・スー・チー国家顧問は、2月1日のクーデター勃発と同時に拘束されたままで、事態の先行きは見通せない。かつての軍事政権がスー・チー氏の長年にわたる拘束を解き、民主化へ移行したのは10年前のことだ。そこへ再び後退するのか。混沌とするミャンマー。
スー・チーは「ミャンマー民主化の旗手」たりえるか
大国の思惑に翻弄されないために卓抜した政治力が必要なのだが
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