2月6日に公開した『「電力市場大混乱」の先にある知られざる日本の危機』に対し、たくさんのご意見・ご批判をいただいた。「大いに異議あり」という声の中に、経済産業省の元同僚でもある石川和男氏(社会保障経済研究所代表)のものもあった。そこで二人でフェイスブック上で意見を交わしてみた。一致できた点もできなかった点もあるが、そこには日本のエネルギー政策を考える上での重要な論点を含んでいるので、ここでその要旨を紹介してみたい。