韓国で、金命洙(キム・ミョンス)大法院長の「ウソ」を巡って、同院長の辞任を求める声が巻き起こっている。金大法院長は、裁判で文在寅(ムン・ジェイン)政権の意向に反する判決を出す裁判官は昇進させず、代わりに進歩系弁護士グループである「ウリ法研究会」と「民主社会のための弁護士会(民弁)」に所属する弁護士を司法府の幹部に取り立て、裁判所を左翼的性向の濃い機関に変えてきた人物である。さらに今回、与党「共に民主党」の意向を忖度し、行政手続きを歪めていた実態が暴露されてしまったのだ。