アメリカでは、有権者登録の手続きをしておらず、投票することを諦めている人が、特に有色人種の中に膨大な数いる。エイブラムスはそのことに注目し、「フェア・ファイト・アクション」と呼ばれる団体を設立。有権者たちに自由で公正な選挙の大事さを説き、有権者登録、そして投票に行くことを促してきた。その結果、80万もの人々が新規登録を行い、票を投じた。