新型コロナによって再び緊急事態宣言が発出されることになった。それに伴い、今夏に延期されている東京五輪・パラリンピックの開催に悲観的な見方が強まっている。実際、世間のコロナに対する危機感は非常に高まっている。なのに、菅義偉首相も自民党の二階俊博幹事長も「開催ありき」の話ばかりで、感染防止の具体策には触れようともしない。これでは、ますます国民の不信感と不安を高めてしまうだけだ。