2017年の韓国大統領選挙で、現大統領の文在寅氏が掲げたキャッチフレーズは「人が先」だった。リベラル政治家らしい人権重視、弱者救済を訴えるコピーだった。だが、選挙で当選した文氏はそのキャッチフレーズを忘れてしまったようだ。彼が率いる現政権は、人権軽視、弱者救済そっちのけの政権だ。ソウルの拘置所では収容者に対して、マスク配布はおろか適切な感染防止策を怠り、感染者を激増させている。その間、文政権がしていたこと言えば、政権の不正を捜査しようとする検察のトップの追い落としをあれこれ画策することばかりだったのである。
弱者に冷淡な文政権、対策軽視の拘置所でコロナ激増
「人が先」の理念は口先だけのパフォーマンスだったのか
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