われわれが「イギリス」と呼んでいる国は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つのカントリーからなる同君連合国家だ。今回はその中のスコットランドに焦点を当ててみたい。イギリス内において、かつてイングランドよりも一段低い扱いを受けて来たスコットランドの人々だが、起業家精神にあふれ、その技術と知識をもって国外に渡っていく人も多かった。その歴史を紐解いてみると、イギリスという国の成り立ちもよりくっきり見えてくる。
歴史知れば見えてくるスコットランド独立機運の理由
【連載】ビジネスに効く! 世界史最前線(第60回)
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