中国政府の「アリババ叩き」が激しくなっている。先月2日には、金融子会社アント・グループの株式上場が金融当局の意向により直前で延期された。そして12月24日、今度は規制当局が、アリババを独占的行為の疑いで調査に入ったと公表した。執拗なアリババへの圧迫の背景には、「デジタル人民元」を普及さるために、アリペイで人々の支持を集めるアリババを排除したいという中国政府の意向がありそうだ。