12月7日、有馬朗人さんが亡くなったとの報道がありました。享年90歳。物理学者として、あるいは政治家としての追悼記事は、もっと適切な方がお書きになるだろうと思います。有馬氏は旧制帝大を卒業した最後の東大総長でした。今回の追悼稿の最大の焦点はここにあります。