2020年12月6日2時29分(日本時間)、オーストラリア・ウーメラ砂漠からの夜空に、火球がすっと現れ通り過ぎて行った。打ち上げから2195日(約6年間)52億4000万kmの旅の末に、リュウグウからのお宝を玉手箱(カプセル)に詰め込み、はるばる地球に持ち帰ってきたのだ。