米国による厳しい経済制裁とコロナ禍に苛まれるイランだが、仇敵であるトランプ大統領の退場など、先行きに希望の光も見えつつある。イラン核合意の復帰を公約に掲げるバイデン大統領の誕生で、米国とイランの関係は改善するのか。テヘランの日本大使館に勤務するペルシャ語専門の現役外交官、角潤一氏が分析する。