インドネシアのイスラム急進派として知られる「イスラム擁護戦線」の指導者でカリスマ的人気を誇るハビブ・リジック・シハブ氏が11月10日、事実上の亡命先だったサウジアラビアから3年7カ月ぶりに母国インドネシアに帰国した。かつて「革命を意図した」として取り調べを受けたこともあるリジック氏だが、インドネシアでは熱狂的支持者も多い。「カリスマ」の帰還で、インドネシアは一部で混乱状態が生まれている。