バイデン氏が米国大統領選挙に事実上当選したことで、外交力学の変化に戦々恐々としているのが韓国の文在寅大統領だ。バイデン氏が大統領になれば、北朝鮮に対してはオバマ時代の「戦略的忍耐」路線をとるのではないかと懸念しているという。そこで出てきた驚きの発想が「東京オリンピックを利用して、バイデン氏と金正恩氏を引き合わせよう」ということのようである。