一連の失策のせいで、2020年は中国と世界との関係にとってひどい年になっている。第1に、中国の政府当局者は――第三者に説明責任を負わない秘密主義的な一党独裁制度の論理に従って――武漢の都心部に出現した未知のウイルスのことを数週間も報告せず、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」が根付く時間的余裕を与えてしまった。失策はその後も続いた。
コロナ対応を自画自賛する中国
「偉業は共産党の英知の証」、西側との溝が深まる恐れ
2020.10.19(月)
The Economist
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