ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者とSNSで知り合った医師が、女性の依頼を受け、薬物を投与し女性を殺害したとして嘱託殺人容疑で逮捕された。ただこの事件、誤った倫理観を持った医師による嘱託殺人事件として片づけるだけで良いのだろうか。亡くなった患者女性、そして逮捕された医師たちは、社会に重大な課題を突き付けているのではないか。それを見て見ぬふりをするだけでは、同じ悲劇がまた起こらないとも限らないのではないか。
難病患者の救いが「安楽死」のみだった医療界の課題
ALS嘱託殺人を「特異な事件」で済ませてはならない理由
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