広島から東京の大学に進み、広告代理店に就職してコピーライターになった恭平だったが、父親の無言の圧力に屈し家業を継ぐことになった。持ち前の発想力と行動力を武器に旧態依然とした業態だった弁当屋の仕事を少しずつ変えて行った。そして、時代がその変化を求め始めていた。大手コンビニチェーンが広島へ進出することになったのだ。