さる2020年5月13日、東京大学のグループが、高圧・高温における鉄-硫黄合金の音速を測定したことを発表しました。一方そのころ火星では、探査機インサイトが赤い大地に穴を掘りながら、火星地震が来るのを待っていました。距離も手法も文字通りかけ離れたこのふたつの実験は、実は両方とも、火星の内部構造を知ろうという試みなのです。
火星の深部を暴け!つくばの鉄床と探査機インサイト
場所も手法も異なる、同じ研究テーマのふたつのアプローチ
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供