感染拡大によって入院患者が急増し始めた3月末から4月、政府や医師会が強く警戒したのが、患者の急増によって医療機関が機能不全に陥る「医療崩壊」であった。現在、その危機は去ったものの、これから起こりかねないのが、医療機関の経営難が引き起こす病院の倒産や閉鎖よる「医療崩壊」だ。