日本における城の原型は、弥生時代に生まれた環濠集落だ。これは、戦争の時代が始まったことを意味する。7世紀、唐と結んだ新羅が優勢になって百済が滅ぼされ、多くの亡命者を受け入れた日本では、唐や新羅に対抗するため九州から瀬戸内一帯に、朝鮮式山城という防衛施設が築かれた。
日本の城のルーツ、弥生時代の集落で起きていたこと
教養として役立つ「日本の城」(16)
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