キャプテン・クックに発見されて以降、西洋人が往来するようになったハワイでは、それまでなかった感染症に苦しめられる。ハンセン病もそのひとつ。当時、ハンセン病の患者はモロカイ島に隔離され、過酷な生活を余儀なくされていた。そこに一人のベルギー人神父がやってきた。