武家政権が伝統的に保持してきたこのような微温的な「両統不可断絶」の原則が、結果的に南朝を潰させることなく、合体まで延命させたと考えられるのである。
足利幕府はなぜ南朝を潰さなかったのか?
波乱の14世紀、「もう一つの朝廷」のルーツ
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武家政権が伝統的に保持してきたこのような微温的な「両統不可断絶」の原則が、結果的に南朝を潰させることなく、合体まで延命させたと考えられるのである。