全米最大都市ニューヨーク市の自宅待機命令は4週目に突入した。多くの住民が在宅勤務に切り替え、交通渋滞も、通行人の姿も街から消えた。静まりかえった街並みに響くのは、耳をつんざくような救急車のサイレンの音だけ。「今日は、昨日よりサイレンの回数が減った気がする」。他人と会う楽しみも、外食する機会もない生活のなかで、その日に聞いたサイレンの頻度で「明日への希望」を感じる。
「最悪脱した」知事発言を信じたい困憊のNY市民
買い物も命懸け、遺体置き場は冷蔵トラックという信じられぬ現実
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