毎晩8時、筆者はここパリで家族と一緒にバルコニーに出て、フランスの医療従事者に称賛の拍手を送る輪に加わる。手をたたく音は甲高く鳴り響く。パリ市民の多くが田舎の家で自主隔離をしており、街がガラガラだからだ。拍手の輪は最も新しい地球規模の儀式であり、イタリアの都会のバルコニーからブラジルのスラム街にまで広がっている。