国内の労働力人口が減少し、人材の奪い合いが激しさを増す昨今。優秀な人材を組織に定着させることが重要な経営課題になっている。そうした中、注目されているのが「eNPS(Employee Net Promoter Score)」だ。従業員エンゲージメントの数値化などにも用いられるこの指標は、グローバルの有力テック企業でも採用されており、離職率低下との相関性が示されている。しかし、eNPSの計測はあくまでも手段であり、その指標を改善するための活動こそが成果創出の鍵を握るはず。では、日本の成長企業では、どのような取り組みが行われているのだろうか。ヘルステックベンチャーのFiNC Technologiesに