平安京を「千年の都」にしたのは、嵯峨帝である。もし薬子の変で平城上皇が勝てば、都は平城京に戻っていた。嵯峨帝の勝利により、明治天皇による遷都まで1100年間、平安京は日本の首都だったのだ。