近年の災害は所構わず発生し激甚化しているが、国際情勢もどこで発火し、燃え上がるか分からない状況である。英国のEU離脱、中東からの米軍の撤退志向、NATO(北大西洋条約機構)の軋みなど、国際社会の安定要因となってきた米国の存在感の低減から混乱要因が山ほど見え隠れしている。とりわけ五輪の年は大事件が発生する。