幕末に遣米使節団の一員としてアメリカに渡った佐野鼎。加賀藩の砲術師範だった佐野は、帰国後、教育者に転身する。その原点は、アメリカで視察したペンシルベニア大学のリベラル・アーツ教育にあった。