我が子や部下には、自分より優秀になってほしい——。いわゆる「出藍」は多くの人の願いだ。だが、育てたり指導したりする相手を、自分以上に立派にすることなんて可能なのだろうか。せいぜい自分と同レベルまでしか育てられないのではないか。いや、あるコツを押さえれば、子どもや部下はひとりでに伸びていくものなのだ。