関西電力役員の金品授受事件と積水ハウスの地面師事件。世間を唖然とさせた両事件には、ある共通点がある。事実解明を行うチームに、同じ人物が起用されているのだ。その人物は、本当に事実解明に力を尽したのか、それとも経営陣の責任問題波及を防ぐ壁になろうとしているのか――。