スハルト長期独裁政権下で汚職が蔓延したインドネシアで、不正一掃のために設置された汚職撲滅委員会(KPK)。だがここにきて、絶大な捜査権限を持つKPKに逆風が吹いている。その権限を大幅に縮小する法改正案が国会で可決してしまったのだ。